街歩きで植物観察

3月からの新しい講座「街を歩いて植物観察」がやっと実現。

講師にグリーン相談員の池本さんを招き、東町の公園を散策。

普段見過ごしている身近な樹木や草花も、名前や特色を聞くとどれも愛情がわいてくる。

午前中2時間があっという間に過ぎ、教えていただいた植物は約50種。

 

第1回目はニュータウン街開き前の里山の名残の植物を探しながらの散策。

隣町の北町にはどんぐりの仲間が7種類、東町には5種類あるそうな。

 

まず、見つけたのはスダジイ。葉の裏が茶色くアクを抜かなくてもすぐ食べられる。

 

落葉樹だが、茶色く枯れた葉を何時までも付けている

クヌギ

幹が縦筋の入ったコナラ。

 

「あっ、どんぐり見つけた!」

大きな帽子をかぶったアベマキ。

またまた見つけたどんぐりの芽。

たくさん落ちた実の中で発芽するのはほんのわずかとの事。

 

どうぞ踏まれないようにと祈る。

どんぐりのほかに、モチツツジも発見。

寒い冬にひっそり咲いている、けなげな姿。

こちらはよく目立つ鮮やかな赤で存在感たっぷりの

ヤブ椿。

 

ここで、池本さんのクイズ。

 

木ヘンに春と書いて 椿

木ヘンに夏と書いて?榎(エノキ)

木へんに冬と書いて?柊(ヒイラギ)

では、木へんに秋と書いて?

誰もわかりません。

楸(キササゲ)という樹木とのこと。

「北町にあるので、また見に行きましょう」との先生の言葉にこれからの街歩きの楽しみが出来ました。

たくさんの植物の名前を教えていただき、街デイに帰ると給食のいい匂い。

今日の街デイは、内容の濃い街歩きと焼き魚定食の豪華ランチに大満足の一日でした。